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第9回J-TECH STARTUP SUMMIT
2025年2月19日(水)13:30~ (会場: Tokyo Innovation Base)
技術系スタートアップの支援組織『TEP』が主催し、「独自の技術を中核に据えた事業を行うスタートアップで、グローバルな成長が期待される国内の技術系スタートアップ」にフォーカスを当てた J-TECH STARTUP SUMMIT を2025年2月19日(水)に開催します。 イベントでは、J-TECH STARTUP 2024に認定された8社の公開プレゼンや認定証授与のほか、技術系スタートアップの海外展開などについて議論するパネルディスカッション、『大学・研究機関発スタートアップ賞』の授与、そして共催の一般社団法人日本能率協会(以下、日本能率協会)による『日本能率協会 産業振興賞』の選考・授与を予定しています。
本イベントは、これまで15年にわたりシード・アーリー期の技術系スタートアップ支援に取り組んできたTEPが選出した、これからの飛躍が期待される技術系スタートアップのプレゼンをまとめて視聴できる貴重な機会となります。起業を志す方や技術系スタートアップの方はもちろん、ディープテック領域の大学・研究機関の研究者の方、有望な技術系スタートアップの投資・提携を模索したい大手企業や投資家の方はぜひご参加ください。
第9回 J-TECH STARTUP SUMMIT開催リリース
TEP Deep Tech Journal(note):《テーマ・登壇者決定!》2月19日開催 第9回 J-TECH STARTUP SUMMIT
開催概要
【日時】2025年2月19日(水)13:30~18:30
【方法】現地開催のみ(オンライン無し・事前のチケット申込が必要)
【会場】Tokyo Innovation Base(〒100-0005 (千代田区丸の内3-8-3 Sushi Tech Square 2階)
【主催】一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
【共催】一般社団法人日本能率協会
【後援】 経済産業省関東経済産業局 / 独立行政法人中小企業基礎整備機関関東本部 / 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/ 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)/ 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)/ 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
【協力】三井不動産株式会社
J-TECH STARTUP 2024 認定企業
【シード枠】ベンチャーキャピタル等からの出資前の企業
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Floatmeal株式会社
事業概要:「持続可能な生産で、食料安全保障と気候変動に挑む」というビジョンを掲げ、高たんぱく質で栄養価の高い「ウォルフィア」(ウキクサの一種)の持続可能な安定生産技術の開発と生産を行う国内で唯一の企業です。微生物を用いた独自の技術により、安定した大量生産技術の確立を目指しています。ウォルフィアは、食品や機能性食品の原材料としての活用だけでなく、化粧品、環境浄化、エネルギー源など様々な場面で活用が可能になります。
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UniMedical株式会社
事業概要:私たちは、量子技術を用いた新しい心疾患診断医療機器を開発している東北大学発のスタートアップです。 心疾患は罹患率も重症化率も高く早期発見が極めて重要な疾患ですが、従来の検査では見逃されるケースが多いのが現状です。私たちは革新的なスクリーニング検査を提供することで、これまで困難であった疾患の早期発見に貢献するとともに、早期治療介入の機会を新規に創出し、多くの心疾患患者を救うことを目指しています。
【アーリー枠】VC等から出資を受け、資本金3億円以下・従業員50名以下の企業
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株式会社EXORPHIA
事業概要:株式会社EXORPHIAは、幹細胞由来の細胞外小胞(EV)を活用した先端医療技術を提供するバイオテクノロジー企業です。EVの治療成分デリバリー能力に着目し、各種炎症性疾患治療薬、不妊治療の成功率を向上させる培地、そして次世代型ワクチンの研究開発を進めています。これらの製品は、高品質なEV製造技術と精密な品質管理に基づき、革新的な治療法の提供を目指しています。大学及び企業との連携を通じ、安全性と有効性を科学的に裏付けた製品の実用化を追求しています。
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株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
事業概要:中性子線を生物資源(農産物の種苗や微生物)に照射し、突然変異を誘発し、その中から有用な形質を持った変異体を選抜して利用する放射線育種事業を行っています。生物資源の変異導入に優れた特性を持つ中性子線を有効に利用することができる技術を開発し、特許技術と多くのデータ蓄積により、ランダムながら高確率で有用な変異体生成を可能にし、これまでなかったアプローチでの生物資源開発方法を提供しています。
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Global Vascular株式会社
事業概要:当社は、動脈硬化症により脚の血流が不足し苦しむ世界中の患者さんに向け、次世代ステントの開発を進めています。脚のステントは、屈曲・変形に耐えながら血管になじんで長期的に血流を確保する必要があり、未だ満足する製品が少ないのが現状です。太ももの既存ステントは心臓冠動脈ステントに比べ十分な成果を上げられておらず、膝下にはステントすら存在していません。当社は、アカデミア発の医工連携で培った生体に異物と認識されづらいナノコーティング技術を軸に、長期血流維持を可能にする次世代ステントを実現します。
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株式会社TCNプライム
事業概要:当社は一人でも多くの患者の命を救う努力をしていくことを目的とした神戸大学発の医療機器開発スタートアップ企業です。患者の身体への負担が小さく、医療従事者に信頼してもらえる「簡単な操作で・安全性が高く・有効な」新しい医療機器開発を目指しており、現在は大動脈弁狭窄症の治療に使用するBAVバルーンカテーテルシステムとECMOカテーテルを開発しています。
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LiSTie株式会社
事業概要:当社はリチウムしか通さない特殊なセラミックス膜を使用した分離法(LiSMIC)で、世界に散らばるリチウムを集める QST発スタートアップ です。特徴は、たった1回の操作で超高純度リチウムを安価に回収できる点です。EV等のリチウムイオン電池(LIB)に必須なリチウムは、従来技術では2040年に枯渇します。2026年には国内実証、2029年には塩湖やLIBリサイクルに世界初のLiSMIC量産装置を実装し、リチウム資源循環でエネルギー問題の解決を目指します。
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株式会社マリス creative design
事業概要:我々は、技術で「障がい者と健常者の言葉の垣根さえもなくなる社会を目指す」ことを理念に創業した九州工業大学発のスタートアップ企業です。 そのため、視覚障がい者向けの歩行アシスト機器「Seeker」を開発し、障がい者が自立して生活できる社会の実現に貢献していきます。Seekerは、白杖で検知できない上半身の障害物/歩行者用信号/駅ホームを独自で開発したエッジコンピューティングAI技術を用いて、検知して障がい者に知らせます。
プログラム
13:30-13:40 開会挨拶
13:40-14:10 J-TECH STARTUP 2024認定企業プレゼン(シード枠)
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Floatmeal株式会社 <大学・研究機関発スタートアップ賞受賞>
カマル・サジャッド 氏(Founder and CTO)
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UniMedical株式会社
稲垣 大 氏(代表取締役・共同創業者)
14:10-15:40 J-TECH STARTUP 2024認定企業プレゼン(アーリー枠)
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株式会社EXORPHIA
金子 いずみ 氏(創薬研究部 部長)
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株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
宇留野 秀一 氏(取締役CFO)
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Global Vascular株式会社
尾藤 健太 氏(代表取締役CEO)
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Global Vascular株式会社
前川 駿人 氏(代表取締役CTO)
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株式会社TCNプライム
小西 明英 氏(取締役COO)
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株式会社マリス creative design
和田 康宏 氏(代表取締役)
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LiSTie株式会社
星野 毅 氏(代表取締役)
15:40-15:50 休憩
15:50-16:50 パネルディスカッション テーマ:技術系スタートアップの海外展開と戦略(仮)
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<パネラー>
尾藤 健太 氏 Global Vascular株式会社 代表取締役CEO
2013年より慶應義塾大学理工学部と東海大学医学部の医工連携研究グループHasebe Research Groupに参画して複数のプロジェクトを牽引し、ポリマー材料工学の分野で博士(工学)を取得。取り組みのひとつである下肢ステントプロジェクトを事業化するため代表取締役CEOとして2022年12月にGlobal Vascular株式会社を設立。共同創業者の前川は2013年からの同僚であり、互いに異なる専門・特性を組み合わせ、サイエンスをコアにしながらの急激な開発進捗・事業成長を推し進めている。
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<パネラー>
金子 いずみ 氏 株式会社EXORPHIA 創薬研究部 部長
株式会社EXORPHIA共同創業者。東北大学大学院 医学系研究科 医科学専攻 博士課程を修了(医学博士)。富山化学工業(現 富士フイルム富山化学)にて、主に抗炎症・抗線維化薬の研究開発に従事。ヤンセンファーマ及びMSDでのメディカルアフェアーズ業務を経て、バイオベンチャーで創薬研究ツールの開発を主導。現職では、次世代の創薬モダリティであるエクソソームの製造・品質管理・薬効評価の基盤技術を構築し、開発パイプラインを複数創出。
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<パネラー>
Robert E. Claar 氏 / ロブ クレア 氏
HekaBio K.K., CEO / ヘカバイオ株式会社 代表取締役社長
1992年、医療系市場調査のパイオニアとしてジュニコンを立ち上げ、日本初の包括的なKOL医師データベースを構築。2013年に、新カテゴリー医療機器の承認でトップシェアを誇るヴォーパル・テクノロジーズを設立、そして2016年には、グローバルな視点で革新的な医療技術を日本に導入するヘカバイオを設立し、現在に至る。日本、欧州、米国において30年以上にわたり、ヘルスケア業界で数々の企業を立ち上げ、成長させ、そして新たなステージへと導いてきました。
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<モデレーター>
尾﨑 典明 TEP副代表理事
2004年九州工業大学大学院・工学研究科物質工学専攻修了。コンサルティング会社にて企業の新事業・新商品開発支援に携わる。2009年S-factory創業、企業に加え、自治体、NPO、スタートアップに対し支援を行う傍ら、官公庁等のアドバイザー等歴任。業種業態問わず、またその事業ステージによらず、それぞれの課題に応じた支援を実践。現在、NEDO技術委員/SVr、筑波大学国際産学連携本部客員教授も兼務。
16:50-17:05
— J-TECH STARTUP2024 認定証 授与
— J-TECH STARTUP 大学・研究機関発スタートアップ賞 授与
— 日本能率協会 産業振興賞 発表・授与
17:05-17:10 閉会挨拶
17:10-18:30 ブース・デモンストレーション&ネットワーキング
特別賞
1.『大学・研究機関発スタートアップ賞』
J-TECH STARTUP 2024認定企業のうち、大学・研究機関発スタートアップで、最も評価の高いスタートアップに贈られます。
2.『日本能率協会 産業振興賞』
『日本能率協会 産業振興賞』は、共催である日本能率協会主宰の技術関連のネットワークである日本CTOフォーラム(※)を中心に、以下6社の企業の皆様にJ-TECH STARTUP SUMMITにご参加頂き、J-TECH STARTUP認定企業のプレゼンテーションをご覧いただいたのち、「最も革新的であり、自社との連携・協業の可能性が最も高い企業」に送られる賞です。
<『日本能率協会 産業振興賞』選出 参加企業>
※敬称略
ジヤトコ株式会社
テルモ株式会社
東京電力ホールディングス株式会社
株式会社トヨタシステムズ
富士通株式会社
三菱マテリアル株式会社
一般社団法人日本能率協会
※日本CTOフォーラム:日本を拠点に活動する代表的な企業のCTO(最高技術責任者)が、これからのモノづくり、コトづくりのあり方やイノベーションについて、本音ベースの意見交換を行い、共通の課題解決をめざす、日本能率協会運営の組織体です。
3.『KOIL賞』
本イベントにご協力頂いている三井不動産株式会社様より、本年度のJ-TECH STARTUP認定企業全社に対し、「柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)」(https://www.koil.jp/)の1年間無料利用権が授与されます。
「J-TECH STARTUP」創設の趣旨
インターネットを使ったSNSやECサイト、ゲームなど様々なサービスが、我々に多くの利便性や新たな価値を生み出しています。それらを実現するアプリケーションは、比較的短期間で製品開発が可能で、日本でも成功例や支援方法が確立されつつあります。一方、それらを支え基幹技術である高速通信やAIエンジン、CPU/GPU 技術などに代表されるDeep Tech(コア技術)は、裏方的で理解が難しく、製品化までに時間と人的リソースが多くかかります。そのため、事業化リスクが高く投資等のサポート体制は十分とは言えません。
しかし、基幹技術である Deep Techなくしてアプリケーションは成り立ちません。
アプリケーションと Deep Techは車の両輪であり、相互の発展によって真の価値や利便性を社会にもたらす事が出来ます。このようなことから、シリコンバレーでは、サービス系技術を提供する会社への集中的な投資から、AI、IoT、バイオ、宇宙、エネルギーなどのDeep Tech への投資が積極的に行われています。
「J-TECH STARTUP SUMMIT」は、Deep Tech スタートアップを「J-TECH STARTUP」として認定、紹介を行なうことで、Deep Techスタートアップに焦点を当て、重要性を注目し、スタートアップのサポート体制を確立するために必要なことを議論していきます。そして本イベントを通じて、スタートアップと大企業や支援組織とのネットワーキングを行い、技術系スタートアップ成長のためのエコシステム構築を目指します。
J-TECH STARTUP については、こちらも是非ご参照ください:
TEP Deep Tech Journal「シード、アーリーの技術系スタートアップを表彰する「J-TECH STARTUP」の創設背景とは」
「J-TECH STARTUP 2024」の募集概要
自薦・他薦を問わずご応募頂いたスタートアップの方から、書類審査、オンライン面談を通じて、認定企業を選定いたしました。
<応募条件>
独自の技術を中核に据えた事業を行うスタートアップ。
※ハードウェア、ソフトウェアの分野は問いません。
※バイオ技術、先端素材、ロボット、人工知能、自動運転、取り組み型ソフトウェアやクラウド上の処理エンジンなども対象となります。
<応募枠①:シード枠>
ベンチャーキャピタル等からの出資前の企業。エンジェル出資、クラウドファンディングからの資金調達を受けている企業、および起業予定者を含む。
<応募枠②:アーリー枠>
ベンチャーキャピタル等から出資を受けていて、以下の要件を満たす未公開企業。
資本金額:3億円以下
従業員数:50名以下
大企業の子会社ではないこと ※法人の設立年は問いません。第二創業も対象となります。
<選考基準>
事業の革新性(産業構造を変えるような技術であること)
経済的な発展(対象とする産業規模が大きく、影響が広範囲に及ぶこと)
社会的影響力(世界社会に与えるインパクトが大きいこと)
事業の実行力(競争優位性、マネジメントチーム、戦略の全体整合性)
J-TECH STARTUP 過去開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2023開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2022開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2021開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2020開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2019開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2018開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2017開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2016開催レポート
・J-TECH STARTUP SUMMIT2015開催レポート